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中華民国臨時政府(ちゅうかみんこくりんじせいふ)は、1937年12月14日に、それまで中華民国が支配していた北京で成立し、河北省、山東省、河南省、山西省の華北四省、北京市及び天津、青島市といった地区を統括していた政府。 現在の中華民国や中華人民共和国のみならず、日本においても「日本が日中戦争時に樹立した傀儡政権」とされる。 国旗には、中華民国的旧国旗である五色旗が使用されていた。他に「和平、反共、建國」の文字の入った旗があったとも言われる。独自の通貨として中国聯合準備銀行券(聯銀券)を発行し、華北自治軍という軍事組織を保有していた。 == 歴史 == 1935年に成立していた冀東防共自治政府もこの臨時政府に合流した。 日本政府は1938年1月、「国民政府を相手とせず」声明を発表して臨時政府に期待をかけたが、中国民衆の支持を得られず、事変拡大の流れを止めることは出来なかった。1940年に南京で汪兆銘が南京国民政府を樹立すると、臨時政府は解散し、華北政務委員会へと改編された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中華民国臨時政府 (北京)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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